「内需拡大、成長維持」を目指した国の一連の政策・措置が実施されるに従い、関連業界のニーズが回復し、製紙業の生産にも加速が見られた。国家統計局のデータによると、1月から5月までの製紙および紙製品業の付加価値額は前年同期比5.1%増となり、うち5月の付加価値額は同比7.1%増だった。工業情報化部のウェブサイトが13日に伝えた。
製紙および紙製品業の生産は加速している。1月-5月、紙と厚紙の生産は3447万トンで前年同期比3%増となった。うち、表面塗工された印刷用紙、衛生用紙原料はそれぞれ同比5.3%、53.8%増だった。一方、表面塗工がされていない印刷用紙、新聞紙、ボール紙はそれぞれ同比2.2%-10.3%の減少となった。紙製品の生産は同比2%増の1412万トンで、うちダンボール箱は同比5.5%増だった。5月、紙と厚紙の生産量は7.7%増、紙製品は3.6%増となった。
紙パルプの生産は前年同期比では減少したが、前月比では上昇した。1-5月、紙パルプ(バージンパルプおよび古紙パルプ)の生産は711万トンで同比15%減、うち、5月期は同比5.3%減だったが、同月の生産量を4月と比べると3.7%増、3月と比べると12.1%増となった。
「人民網日本語版」 2009年7月14日 |