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外貨準備高、中国は日本の2倍に
発信時間: 2009-07-16 | チャイナネット

 

中国人民銀行(中央銀行)が15日公表した金融データによると、ここ数カ月の急増により、中国の外貨準備高が今年6月末時点で2兆ドルの大台を突破し、前年同期比17.84%増の2兆1316億ドルに達した。中国の外貨準備高はこの半年で1856億ドル増加したが、前年同期に比べると増加幅は950億ドル少なかった。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

中国の外貨準備高は06年2月に日本を抜き、世界一となった。現在、すでに日本の2倍になる。

第1・四半期の増加ペースは緩やかだったものの、第2四半期に入ってその局面が変わった。データによると、第2四半期の3カ月で、それぞれ552億ドル、806億ドル、421億ドル増加した。

第2四半期に増加ペースが速まった理由はどこにあるのか?これについて専門家は、短期的に国際資本の流入が増加していることや、貿易黒字、ユーロの値上がりの予測効果、海外直接投資(FDI)の流入などをあげている。

「人民網日本語版」2009年7月16日

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