中国銀聯(ユニオンペイ)の最新データによると、今年6月末の時点で、全国の銀聯カード対応のPOS端末機が200万台の大台を突破し、02年の設立以来、わずか7年で10倍近く拡大した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国銀聯や銀行など各方面の尽力により、中国国内で今年6月末までに、銀聯カードの加盟店は135万店、POS端末211万台、ATM機18万台で利用が可能となり、都市はもちろん、農村にまでそのネットワークは広がり、銀聯カードはどこでも使えるようになった。
中国銀聯のデータによると、ここ数年、キャッシュカードをはじめ、POS端末、ATM機のネットワークへの加盟が、年間平均20%以上の伸びを維持している。しかも年々勢いを増しており、08年には加盟店とPOS端末がどちらも50%を超え、過去最高となった。09年もネットワーク化が急速に進んでおり、上半期だけで新たに26万台のPOS端末機が銀聯カード対応となった。
このほかにも中国銀聯は産業各界との連携を強め、一般市民の日常生活にできるだけ早く溶け込むよう、インターネットや携帯電話、固定電話、デジタルテレビのセットトップボックスなどでの新たな支払い業務を推進していく方針だ。
「人民網日本語版」2009年7月16日 |