米連邦準備理事会が15日明らかにしたところによると、今年アメリカの失業率は10.1％に達する見通し。

この日に発表されたアメリカ連邦準備理事会通貨政策策定機構・連邦公開市場委員会の6月の会議メモによると、米連邦準備理会は、2009年アメリカ経済の下落幅が1％－1.5％となり、4月の予測より縮小した。しかし、今年下半期の失業率は9.8％－10.1％になると予測されている。

そして、米国の労工部によると、6月アメリカの失業率はすでに9.5％に上昇し、26年来の最高となった。

米連邦準備委員会は、通貨や財政刺激策の実施につれて、下半年に、アメリカの経済が回復し始め、金融市場もいくらか改善されると見ている。しかし、これは労働市場の悪化によって影響される可能性もあるという。

「中国国際放送局　日本語部」2009年7月16日