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ASEAN、中国との投資協定の調印を期待
発信時間: 2009-07-21 | チャイナネット

 

第42回ASEAN・東南アジア諸国連合外相会議が20日に発表した共同コミュニケで、「ASEANは8月に行われる経済閣僚会合で、中国との間で投資協定に調印することを期待している」とし、ASEAN・中国自由貿易区の完成後、双方は経済協力の強化に向け、チャンネルを広げていく必要があると強調している。

コミュニケは、「中国がASEANの交通インフラ整備で積極的な役割を果たした」ことに感謝の意を表し、そして中国が100億ドルを拠出して、「ASEAN-中国投資協力基金」を設置することに歓迎の意を表し、「域内の交通網整備に大切な役割がある」と評価している。さらに、中国が提起した、今後3年から5年の間にASEANメンバー国に17億ドルの優遇融資を含めた総額150億ドルの商業融資を提供することに歓迎の意を表した。

なお、南中国海問題について、コミュニケは、「関係各国は中国とASEANが2002年に調印した『南中国海の関係国行動宣言』にのっとって、紛争を平和的に解決するよう期待する」としているす。

「中国国際放送局 日本語部」2009年7月21日

 

 

 

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