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上半期、住民収入伸び率がGDP上回る 収入格差は拡大 |
発信時間: 2009-07-28 | チャイナネット |
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住民収入伸び率が昨年度を上回る 発表によると、今年上半期の中国のGDP成長率は7.1%だった。中国社会科学院は先ごろ、都市部住民収入の伸び率はGDP成長率とほぼ同じか、GDP成長率を若干下回る年度がほとんどで、GDP成長率を上回る年度は少ないとしている。 張永軍氏は、今年の物価が昨年より低いことが、上半期の都市部と農村部住民収入の実質伸び率が拡大した主因であるという見方を示している。「金融危機の影響の下で、中国の住民収入が依然として高い伸び率を維持し、またGDP成長率を上回ったことは容易なことではない。もしこの傾向が引き続き維持されれば、下半期の消費によい影響を与え、経済成長も促進されることになる」。 住民収入感受指数は低い 上半期の住民収入データが楽観的であるにも関わらず、前に行われた調査では、住民心理に矛盾があることがわかった。 中国人民銀行(中央銀行)が発表した調査結果によると、今年第2四半期の都市部住民の当季収入感受指数は-8.6%で、第1四半期と比べて20ポイント大幅に低下し、1999年の調査開始以来の最低水準となった。住民の将来の収入に対する見方が楽観的でないことを示しており、また、物価が高いと思っている消費者もやや増加した。 「チャイナネット」 2009年7月28日
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