上海と深センの株式市場は今週も、連続6週間の上昇の勢いを保っている。両市場はいずれも、今回の反発期の最高額を更新し続けている。上海総合指数の終値は3400ポイント台に乗った。
上海総合指数は27日、3377.72ポイントの小幅な高値でスタートし、取引終了前に3435.93ポイントの反発期最高をたたき出した。終値は、前取引日を1.86%上回る3435.21ポイントとなった。深セン成分指数の同日の終値は、前営業日より1.56%高い13743.40ポイントだった。両市場の取引額も前営業日からさらに拡大し、一日の取引総額は3600億元近くにのぼった。
株式指数の上昇に伴い、各銘柄の取引も活発化している。同日、両市場のA株のうち上昇で取引を終えた銘柄は1303銘柄にのぼった。株価が下落した銘柄は200銘柄ほどにすぎなかった。金融・非鉄金属・鋼鉄などの分野の銘柄に人気が集まった。
今週は、7月最後の取引週となる。7月に入って以来、上海と深センの市場は上昇傾向を大きく強めた。今月初めから27日の取引終了までに、上海総合指数は16.08%、深セン成分指数は18.82%の上昇を記録した。今回の反発期での最大の月間上昇幅となった。
好調なのはA株市場だけではない。世界中の株式市場も強い上昇傾向を見せている。香港ハンセン指数の27日の終値は2万ポイントの大台に達した。米国のダウ平均株価も先週金曜日に9000ポイントを突破した。いずれも今回の反発期で最高の数値となった。
「人民網日本語版」2009年7月28日 |