中国商業連合会が今月に入って発表した最新の統計データによると、小売企業ランキングの上位100社入りの売上高ボーダーラインが、2007年の15億6千万元から08年は4億元上昇して19億6千万元となり、華普超市有限公司など13社の名前が消えた。「国際金融報」が伝えた。
同連合会の関連部門の責任者によると、小売企業上位100社は売上高の伸びが前年同期を大きく下回り、これは主に国際金融危機がもたらした消費の低迷と出稼ぎ農民労働者の帰郷の影響を受けたからと考えられる。消費低迷の影響で、08年の小売企業の売上高の前年同期比増加率は、100社より下位の企業は前年を8.1ポイント上回った一方、100社以上の企業は前年を2.1ポイント下回った。このほか国際金融危機により出稼ぎ農民労働者が大量に帰郷したことも、都市部を中心とした大型小売企業の売上高の伸びに影響した。中華全国商業情報センターのまとめた統計によると、08年第4四半期(10ー12月)には農村市場における社会消費財小売総額の伸びが都市部を2.1ポイント上回った。
「人民網日本語版」2009年8月5日