中国商務部は4日に公告を出し、2009年8月5日以降も日本・韓国原産の輸入銅版紙(アート紙)に対して実施している反ダンピング措置を延長し、延長期限を5年とすることを明らかにした。中新網が伝えた。
また商務部は6日に出した公告で、韓国・日本原産の輸入銅版紙に対する反ダンピング税の課税を決定したことを明らかにした。
商務部は5日、国内の銅版紙業界の申請を受けて、日本・韓国原産の輸入銅版紙製品に適用する反ダンピング措置をめぐり、期限末の再調査を行うことを決定した。
商務部は再調査の結果を踏まえて、現行の反ダンピング措置を停止すれば、日本・韓国原産の輸入銅版紙が中国で不当廉売されるケースが引き続き発生し、国内産業に再び損害を与える可能性があるとの見解に達し、同措置の延長を決定した。
「人民網日本語版」2009年8月5日