ホーム>>経済>>業種動態
中国、上海万博会場に炭素排出取引の場
発信時間: 2009-08-05 | チャイナネット

 

 上海環境エネルギー取引所はこのほど、「取引所は、『グリーン万博』をテーマとする排出量取引メカニズムと取引の場を稼働させた」と発表した。

 上海万博局筋の予測では、上海万博期間中の2010年5月1日から10月31日にかけて、およそ7000万人の観光客が訪れる。会場では900万トンの炭素が排出される見込みだが、そのうち、上海万博は省エネや排出削減を通じて150万トンの炭素排出の抑制に努める。残りの750万トンについては来場者たちに炭素排出の代価としてお金を払ってもらうことになる。

 現在、自らの炭素排出に金を払うという方法は世界で次第に推進されている。その資金は環境汚染の処理や新型クリーンエネルギーの開発に用いられるという。

「中国国際放送局 日本語部」2009年8月5日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国のA株市場が「三叉路」に  

· 6日、上海総合指数が3400ポイントを割る

· 欧州中央銀行、指標金利を1%に据え置き

· レッドチップのA株回帰に期待、香港市場が大幅上昇

· 平安信託と金地がREIT業務を共同で開始