上海市の屠光紹副市長はこのほど、上海証券取引所では来年から外資系企業の株式上場が認められるようになることを明らかにした。上海を国際金融センターに発展させる長期発展計画の一部であり、上海市場には来年、国際ボードが創設される見込みだ。「国際金融報」が伝えた。

　屠副市長によると、上海市場が外資系企業向けにボードを開設し、海外企業が中国国内で人民元建ての株式を発行することを認めるのは、今回が初めてのケースだ。屠副市長は以前、中国証券監督管理委員会の副主席を務めていたことがある。

　「人民網日本語版」2009年8月6日