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温家宝総理:マクロ経済政策は転向させてはいけない
発信時間: 2009-08-10 | チャイナネット

国務院の温家宝総理は江蘇省を視察した際、次のように指摘した。現在、中国経済は安定的に発展しており、中央はマクロ経済政策の持続性と安定性の維持を強調し、積極的な財政政策と適度な通貨緩和政策を確固として実施する。これは中国が直面する困難と試練は依然多く、国際経済の見通しがはっきりしておらず、外需の下落圧力が依然として大きいためである。経済の自律回復力はまだ弱く、一部の業界や企業の経営状況はなお困難で、生産過剰の問題が著しく、構造調整の任務も非常に困難である。内需拡大は短期において各方面から制約を受け、経済刺激政策の効果は低下し、長期的な政策が効果を得るには時間を要する。したがって、マクロ経済政策の方向を変えてはならない。経済の安定かつ急速な発展の維持と経済構造の調整を結合させ、安定かつ急速な経済発展を構造調整の基礎とし、条件を作り出し、発展モデルの転換を通じ、経済構造の調整を行い、経済発展がより持続性と競争力を備えられるよう努める。

「チャイナネット」 2009年8月10日

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