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中国、新エネルギー計画を年内に制定 |
発信時間: 2009-08-17 | チャイナネット |
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第1回アジア・エネルギーフォーラムが8月9日、広州で開催された。国家エネルギー局の孫勤副局長はフォーラムで、中国の新エネルギー発展計画の制定は年内に完了すると明らかにした。 科技部元副部長の尚勇氏は、フォーラムの開催期間中に『中国経済週刊』の取材に応じ、「中国の新エネルギー産業の発展には4つの重点がある」と述べている。 新エネルギー産業の発展における4つの重点分野は、太陽エネルギーや風力エネルギー、バイオマスエネルギーを代表とする再生可能エネルギーの応用、石炭・石油・ガスなど在来型エネルギーのクリーン化技術の向上、先進原子力エネルギー規模の一層の拡大、クリーン動力発展による自動車技術の革新である。 新エネルギー関連技術と製品がカバーする分野は広く、工業、農業、交通、サービス業、公共施設、家庭などほとんどの分野に及んでおり、エネルギー、材料、設備、日用消費財の全産業チェーンをカバーし、在来産業のグレードアップをけん引すると同時に、新興産業の形成も可能である。「新エネルギーと低炭素技術の革新はすでに基礎が築かれ、大規模商業化の条件を備えており、政府による支援政策がしっかりしていれば、エコブームを起こす上で強大な原動力となる」と、尚勇氏は指摘する。 現在、中国の水力、原子力発電、風力エネルギー、太陽エネルギー、バイオエネルギー産業はいずれも急速な発展を遂げており、風力発電の設備容量は3年続けて倍増し、総設備容量はすでに世界4位に、太陽エネルギーの設備総量は世界1位となっている。 また中国は、化石燃料のクリーン利用を極めて重視しており、ここ3年で、中国の単位GDP当たりのエネルギー消費は10.1%下がった。 「チャイナネット」 2009年8月17日 |
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