中国企業連合会の李建明・副理事長(中国企業家協会副理事長兼)は浙江省杭州市で24日、「『2009中国企業500強』に選ばれた企業の成長率は例年に比べて弱まったが、その優勢はさらに明らかとなり、世界500社にも多くの企業が入った」と語った。「新華網」が伝えた。
杭州市では9月4日から7日まで、2009年版の中国企業500強の発表会と「中国大企業サミット」とが開かれる。李副理事長は24日の記者会見で、中国企業500強についての一部の状況について説明した。
統計データによると、国内外の経済動向の影響を受け、中国企業500強の成長率は緩和した。売上総額は26兆元で前年比19.7%増となったが、成長率は前年より5ポイント下がった。中国企業500強の最低年商は105億元で、初めて100億元の大台に乗った。08年の93億元から13%増となったが、増加率は前年より15ポイント下がった。
成長率が緩和している一方、中国経済におけるこれら500社の地位はますます固まり、発揮する役割もさらに強化された。納税総額は1兆9千億元で全国の35.2%にのぼった。就職口の新規増加は128万人で、昨年から5.2%増加した。
「人民網日本語版」2009年8月25日 |