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中国移動、電子ブックに注力 最初の発注先は台湾メーカー
発信時間: 2009-08-26 | チャイナネット

 TD-SCDMAの新たな付加価値の開発を進める中国移動(チャイナ・モバイル)は今電子ブックに関心を向けている。関連メーカーによると、中国移動はすでに、第三世代携帯電話(3G)ネットワークを通じてユーザーが読みたいコンテンツを電子ブックリーダーにダウンロードできる、コンテンツプラットフォームをあらかじめ立ち上げたという。中国移動は浙江省でこのサービスを試してから、全国展開していく計画だ。中国移動の王建宙総裁は先週末に台湾を訪問した際、台湾の関係業界と電子ブックリーダーについて検討する機会をもった。「北京晨報」が24日伝えた。

 台湾メディアによると、中国移動は台湾の産業界に協力を求め、多方面の視察を行った。中国移動と鴻海集団は電子ブックや携帯電話などで提携する方針で、最初の電子ブックを鴻海集団の子会社・富士康(フォックスコン)に発注した。一方、中国移動は欧州のボーダフォン、日本のソフトバンク、米国のベライゾンと提携して研究室を設立し、新しい電子ブック端末を開発する。富士康が製造する電子ブックリーダーは来年上半期に発売予定。

 「人民網日本語版」2009年8月26日

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