最新のデータによると、上海では8月、取引価格1平米4万元以上の豪華住宅が468戸取引され、取引総額は65億5900万元に達した。販売の量と額ともに今年の最高となった。業界関係者によると、外資と投資の需要が上海豪華住宅市場の活況につながった。関連部門はすでにこの動きに注意しているという。「上海証券報」が伝えた。
易居中国のアナリスト・薛建雄氏によると、上海市場が復活し始めた第2四半期から今まで、豪華住宅の取引は月ごとに増加してきた。4月に売れた豪華住宅は14カ所の30物件、取引総額は5億8500万元だった。この数字は7月、23カ所の307物件、39億900万に急増した。
高騰を続ける上海の豪華住宅市場は、外資と投資の需要による影響が日増しに際立っているという特徴を持っている。
香港瑞安は8月中旬、翠湖天地の最後の棟を上海と香港で同時に売り出したが、1平米平均7万6千元の93物件の購入率はすぐに9割を超えた。このうち大陸部と香港の買い手は4割ずつだった。また華山路にある1平米9万元の御華山マンションは52物件の40%がすでに予約されている。台湾資本の開発業者によると、購入者のほとんどは台湾の買い手だという。
海外の買い手の不動産市場参入は政府部門の注意を呼んでいる。海外からの不動産購入には制限を回避する方法がある。条件を満たす海外の買い手は1物件に限っての購入が認められている。だが一つの家族には複数のメンバーがおり、家族全体でいくつもの物件を買っても、上海の不動産取引管理部門はこれを取り締まれない状態だ。
海外からの不動産購入はとても便利だ。購入金は外貨のまま支払うことができる。「開発業者が香港で不動産を売る時には、香港ドルを受け取る。人民元への両替は自社で行っている。開発業者が香港企業である場合は、香港ドルの出入りは普通なので、会社の内部でお金を動かせばいいだけだ」とある不動産のセールススタッフは言う。「それに香港の銀行も積極的に不動産ローンを組んでいる。顧客には香港ドルのローンとして貸し、大陸部に送金して人民元としたものを開発業者には支払う。香港の投資者は金利の低さに便乗している。大陸部の不動産市場は便利だし、投資はどんどん増えている」
アナリストによると、上海の豪華住宅の開発業者はもともと香港や台湾の企業が多く、海外での販売をしてもおかしくはない。だが関連部門が関心を示しているのは、外資の動向に目を光らせていることを示すためだと考えられる。「今年の上海不動産市場の発展局面は資金によって動かされている向きがあり、流動資金やホットマネーには特に気をつけなければならない」
「人民網日本語版」2009年8月31日