第6回中国―ASEAN博覧会が10月20日から24日まで広西チワン族自治区の首府南寧市で開催される予定。主催者は一連の措置によって双方の企業により多くのビジネスチャンスを作ろうと努力している。

　西チワン族自治区の陳武副主席は7日、国務院報道弁公室の記者会見で、「今回の中国―ASEAN博覧会は中国―ASEAN自由貿易区がまもなく設立され、国際金融危機の影響が広がる時期に行い、期間延長、規模拡大、金融サービス展の増設、中国―ASEAN金融協力と発展のリーダーシップフォーラムの開催、農業専門展などの新しい措置で双方の企業に、より多くのビジネスチャンスを作ろうとしている」と紹介した。

　現在、ラオス、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイとベトナムの6ヵ国が専門館を設け、今回のメイン国はラオスになった。

　また、関係筋によると、中国―ASEAN自由貿易区協議の主な交渉がほぼ終わり、2010年に完成する。これは中国とASEANが共に世界金融危機に対応し、協力する場を提供するものになる。