世界的な家庭用品メーカー「ユニリーバ」の世界6番目のグローバル研究開発センターが8日、上海で正式に落成し、運用開始となった。中国は、ユニリーバの研究開発の重点地区として位置付けられている。新華社が伝えた。
中国市場の将来に自信を持つユニリーバは、5000万ユーロを投資して、世界6番目の研究開発センターを作った。研究所のスタッフには、世界15カ国から450人近くが採用された。製品開発と基礎研究が同時に行われる。基礎研究には、分子構造や素材など最先端の研究開発が含まれている。新製品の開発に決定的な意義を持つ研究所となる。
ユニリーバはこの研究所を土台として、研究開発・調達・生産などの機能を持つ総合的なシステムを中国に整備し、ユニリーバのグローバル開発拠点と地区管理センターとして中国業務を発展させていく計画だ。
「人民網日本語版」2009年9月9日