『上海証券報』

9月の通貨貸付データ、市場が驚喜

中国人民銀行は14日、9月の通貨貸付データを発表し、市場は再び驚喜した。9月の新規貸付額は5167億元に達し、市場の予想4000億元を大きく上回った。1～9月の人民元新規貸付額は8兆6700億元だった。

上場会社の第3四半期の業績は回復傾向

2009年第3四半期報告が開始し、上海・深セン上場会社の第3四半期業績予想の発表は最終段階に入った。統計によると、1～9月の業績が前年同期比で増益となる会社は全体の4割に満たないが、業界の景気回復に伴い、医薬、家電、自動車などの業界は引き続き高成長が見込める。鋼鉄、電力、非鉄金属などの業界には回復の兆しが現れている。

高成長と高リスク伴う、創業板投資を慎重に

第3陣創業板上場会社9社が15日、公募を開始した。第1陣で申請を受理された103社のうち、発行許可を得た28社は市場で大きな人気を集めており、株価収益率（PER）も次々と最高を更新している。高い株価収益率は創業板上場会社の高成長を表すが、同時に現れる高リスクも投資家の視野に入れられている。