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澳門(マカオ)の由来
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット

澳門がまだ小さな漁村だった600年前、福建から来た漁民により「媽祖」伝説が澳門に伝わった。最初に住んだ人たちは福建省や広東省の移民とされており、彼らは共通して媽祖を信仰していた。媽祖文化は澳門の華人の文化であったと言える。澳門最古の寺院「媽閣廟(現在の媽祖閣)」は澳門半島の西南に位置し、山を背に海に面しており、海の守護神である女神が祀られてから600年以上の歴史を持つ。400年以上前、ポルトガルの商人が船で媽閣廟の前にある岸に降り立ち、現地の人に地名を尋ねたところ、現地の人は寺院の名前を尋ねられたのだと思い「媽閣(マーコウ)」と答えた。以後、ポルトガル人はこの地を「Macau(マカオ)」と呼ぶようになったという。その後、ポルトガル人が澳門を訪れ長期滞在し、毎年銀500両で租借するようになった。

「チャイナネット」 2009年12月18日

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