中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会秘書処によると、中国とASEANの間に対話関係が樹立されてから20年が経過し、その間、双方は経済貿易分野で一連の実務的な協力を重ね、著しい成果を挙げたという。「人民日報」海外版が伝えた。
中国・ASEAN間の貿易は急速に伸びており、双方が双方にとって重要な貿易パートナーになっている。1991年に対話関係を樹立した当時の双方間の貿易額はわずか79億6千万ドルだった。それから20年が経ち、とりわけ中国・ASEAN自由貿易圏の建設が始まり、中国・ASEAN博覧会がスタートした後、双方は貿易額が急速に増加する新たな段階に突入した。2004年には1千億ドル、07年には2千億ドルをそれぞれ突破し、10年には2927億7600万ドルに達して過去最高を更新した。この20年間で貿易額は37倍増加し、過去約10年間の貿易額年平均増加率は20%を超えた。
今年上半期の双方の貿易額は1711億2千万ドルで、前年同期比25%増加した。現在、双方がお互いにとって重要な貿易相手先となっている。中国はASEANにとって1番目の貿易相手国であり、ASEANは中国にとって3番目の貿易相手先だ。昨年10月には温家宝総理が第13回中国・ASEAN(10プラス1)指導者会議の席で、15年をめどに中国・ASEAN間の貿易額を5千億ドルに引き上げるという新しい目標を打ち出している。
過去20年にわたり、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の相互の投資環境は拡大を続け、2010年末には双方間の累計投資額は740億ドルを突破した。1991年にはASEAN諸国の対中投資は3億3200万ドルに過ぎなかったが、2010年末時点でASEANの対中投資額は累計630億ドルに達した。
中国はこれまでにインドネシア、ベトナム、カンボジアなどのASEAN諸国に域外経済貿易協力区を5カ所建設した。商務部によると、双方は今後5年以内にすべてのASEAN国家に経済貿易協力区をそれぞれ1カ所以上建設することを目指して、ともに努力する構えだという。
「人民網日本語版」2011年10月17日