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「青年ジョブス」と呼ばれる起業団体「iTiTa」
発信時間: 2012-02-17 | チャイナネット

 

 「私たちの団体名は『iTiTa』で、idea(アイデア)がTiTa(タップダンス)を踊っているという意味」と、「iTiTa」の創始者である24歳の付定宇さんは話す。貴州大学コンピュータ科学工学部の4年生だった付さんは20109月、事業を起こし、ソフトウェアを開発する「iTiTa」を設立した。アップルの携帯電話iPhone4Sの発売後、その音声アシスタント機能「Siri」が海外で人気を集めたが、英文にしか対応していないため、国内で普及させることは不可能だ。そこで、付さんと「iTiTa」のメンバーは数週間かけて中国語版「Siri」を開発し、「Airi」と名付けたその機能をインターネット上で無料公開した。ダウンロード回数が25万回を超えたほか、深センの会社から提携の申し入れを受けた。

 

 今では、「iTiTa」は目標を簡単なプログラミングのアウトソーシングからソフトウェアの高度化に切り替えている。1室の借りた寮と数台のプログラミングに使用するコンピュータしかなく、開発環境はまだ貧弱だが、プログラムの構想や次の開発目標など、彼らの今後に対する思いが寮の窓いっぱいに書かれている。

 

 付さんたちのことを「貴州の青年ジョブス」と呼ぶ人もいる。これについて、付さんは「ジョブス氏とまではいかないが、同じ夢がある。電子製品を簡単にし、一般に広め、もっと多くの電子製品を人々の生活に役立てたい」と語った。

 

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