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有人深海潜水艇「蛟龍号」の故障修理が完了 二回目の深海6900M潜水へ
発信時間: 2012-06-19 | チャイナネット

 

 

中国製有人深海潜水艇「蛟龍号」は、19日、7000メートル級の深海へ二度目の試験潜水を行っている。現在、潜水艇は水深6900メートルの深海に到達し、科学的な作業を行っている。

甲板の定期検査時に潜水装置の主液圧源の配管の1つに液漏れがみつかったが、本来18日に予定されていた第二回潜水テストは19日に延期実施された。

北京時間19日5時、有人深海潜水艇「蛟龍号」乗組員チームは各配置に着き、5時12分に浸水。5時25分、潜水艇は潜水を開始した。目下、潜水艇の各数値は正常で、乗組員は順調に作業を行っている。

この第二回目の潜水テストは、有人深海潜水艇「蛟龍号」の7000メートル級海上テストのうちでも非常に重要なテストで、主に潜水艇が第一回目の潜水テストで発生した故障箇所の修理状況の確認と引き続き潜水艇の水深6000メートルでの各機能の動作状況と安全性検査が目的である。潜水艇には、海水や生物のサンプリングマシン、指標物などのさまざまな装置が搭載され、これらを使用して海底作業を行っている。

今回の潜水テストの所要時間は合計10時間以上と予定されている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年6月19日  

 

 

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