当面、東営港は力を集中して港湾の建設をスピードアップし、17億元の資金を投下して南港の開発に着手し、16のバースの改築・拡充工事を実施し、年内に東営―大連ラッシュ船航路を回復し、力を入れて黄河デルタと東北経済区の間の海上通路を開通させ、黄河デルタの対外開放のイメージを全面的に高めることに取り組んでいる。
航路開通の準備作業をしっかりと行うと同時に、東営港は投資総額80数億元の港湾プロジェクトを重点的に実施した。長さ7020メートルの導入橋と3万トン級バース2つを築き上げることを踏まえて、中国海底石油グループ、万通、宝港などの企業の資金1億元を誘致し、十大業主バースの建設を実施し、今年末に全部使用されることになった後、東営港を一応環渤海の重要な液体化学工業品集散地に作り上げることになる。東営港は「導入橋式の延長と囲み式の港湾」を結び付ける建設モデルをとり、33億元を投資して13.24キロの防波堤を築造し、16.64平方キロの港湾を形成し、4つの突堤を建設し、それぞれバースを配置することにしている。前期は5.3キロの北防波堤を建設し、企業誘致の方法で長さ4キロの突堤1つを建設し、「小さな囲み式の港湾」を形成することになっている。2015年までに、東営港はバース50カ所を作り上げ、2020年までにバース148カ所を作り上げ、1億トン級の大港湾の規模に達することになっている。
「中国証券報」より 2012年7月16日