教育部の哲学社会科学分野における重要課題の研究成果である「中国文化産業発展指数報告」が、15日に上海市の上海交通大学で発表された。同報告は第11次五カ年計画(2006-10年、十一五)期間の文化産業の発展情況を明らかにしたもので、31省・自治区・直轄市それぞれの文化産業の発展ぶりを指数による評価に基づき3つの階層に分けて示している。各地の指数をみると、北京市と上海市の指数が他省区市を大きく引き離している。「人民日報」海外版が伝えた。
同報告によると、北京市と上海市はそれぞれ第1の階層に入り、指数の値は85-90ポイントで、両市の間にはそれほど差はない。第2の階層には広東省、山東省、江蘇省、浙江省が入り、指数は26-52ポイント。第3の階層には25省区市が入り、指数は26ポイントを下回った。
「人民網日本語版」2012年7月16日