▽雪もトンネルもなんのその
架線作業車は高速鉄道、都市高速鉄道、曲線の多い一般線路などで運行でき、たとえ坂道・トンネル内であっても、雪害が発生しても迅速に現場に駆けつけ、高空の架線および橋梁の検査と保守を行うことができる。このほか、線路内で故障した列車を牽引し、搬送することも可能だ。
ドイツでは「100キロメートルあたり1台」の割合で架線作業車を配備しているという。この割合に基づくと、中国は高速鉄道約1万キロと電気鉄道約3万キロを有するため、少なくとも400台が必要となる。
「人民網日本語版」2012年7月20日