中国自動車工業協会の統計データによると、上半期の自動車販売数は952.92万台と959.81万台で、前年同期比でそれぞれ4.2%と2.9%の増加だった。過去10年に渡って高度成長が続いた中国の新車販売数は、低成長期の時代に入った。下半期、政策が自動車市場に影響を与えるのか。どんな出来事が発生するのか。大胆な予測を立ててみた。
一、再び消費刺激政策が行われる?
可能性:★★★
自動車購入のための刺激政策が再び行われるかもしれない。なかでも2010年12月に終了した農村向けの政策や新車買い替えの政策が復活すれば、市場にとっては60億元の金が投入されることになる。1年ぶりの消費刺激策が復活すれば、自動車市場が再度活気付くかもしれない。
評価:消費刺激政策の目的は車を購入する人向けの援助にある。安価なQQやQ7を買う人でさえ、現在の社会においては貧しい人とはいえない。彼らに援助金を与えるのは不公平に見える。真に自動車市場を刺激させるためには、全ての人に対する減税を行い、購買力を高めることである。
二、自動車ブランドが上場廃止となる?