中国自動車工業協会の統計データによると、上半期の自動車販売数は952.92万台と959.81万台で、前年同期比でそれぞれ4.2%と2.9%の増加だった。過去10年に渡って高度成長が続いた中国の新車販売数は、低成長期の時代に入った。下半期、政策が自動車市場に影響を与えるのか。どんな出来事が発生するのか。大胆な予測を立ててみた。
五、購入制限都市が増加する?
可能性:★★★★★
広州は7月1日、突如自動車購入制限都市を宣言した。上海、北京、貴陽に次いで4番目となる。1級都市では自動車に対する社会や資源の許容範囲が超えたことをこの宣言は示している。これまで支援を受けてきた自動車業界は、規制される業界に変わったのである。深圳、成都、杭州といった都市も、購入制限に向けて動き出している。
評価:買うのを制限するより使うのを制限したほうが良い。
六、自動車市場には2ケタ成長しか存在ない