林国本
先般、李克強国務院副総理がなが年地質探査に注力してきた浙江省の地質探査部門の人たちと会見し、これまでの努力をねぎらうとともに、これからも引き続き探査に力を入れるよう励ました。
中国は国土面積が広く、新中国建国いらい、地質探査、埋蔵資源の状況について調査を続け、いろいろな資源の存在が明らかにされてきた。しかし、広大な国土ではまだまだ精査する余地があり、持続可能な発展のためには綿密な調査が不可欠である。特に最近は東中国海、南中国海での石油、天然ガス資源の存在が注目されており、中国の持続可能な発展を確保するためには自国の資源の存在状況を的確に把握することは不可欠である。
大慶油田、盤錦油田、勝利油田、渤海湾の石油資源など大陸部や海岸にかなりの資源が眠っている可能性があり、地図を広げてみればこれらのものは、ひとつにつながっているような気がする。さらに東中国海や南中国海とも関連付けて考えると、この辺で精査活動を展開してみる必要がある。