今週最初の取引日の7月30日、上海・深セン株式市場が続落した。上海総合指数は再び年内最安値を更新し、終値としては2009年3月以来の最低水準となった。上海証券取引所の「リスク警告ボード」の開設に関する実施案の発表を受け、ST銘柄(上場廃止リスクを警告する特別処理銘柄)の多くがストップ安となった。31日付中国証券報が伝えた。
同日、上海株式市場は小幅安で始まった。上海総合指数の始値は2128.16ポイント、取引時間中に一時2107.63ポイントの年内最安値を付け、終値は前営業日より18.85ポイント(0.89%)安の2109.91ポイントと、2009年3月以来の最低水準を再び更新した。深セン成分指数の終値は前営業日より16.07ポイント(0.18%)安の9071.06ポイントだった。
「中国証券報」より 2012年7月31日