中国証券監督管理委員会(証監会)が最近、上場企業の経営陣を含めた従業員による株式保有に関する計画を検討しており、暫定規定が近く発表される見通しである。31日付中国証券報が伝えた。
中国現行の法律の枠組みでは、上場企業の経営陣を含めた従業員が二級市場での自社株券を買うことが原則的に自由となっている。
証監会の責任者は先般、上場企業従業員の株式保有に関する計画の実施にあたり、厳格な市場取規則を貫くと同時に、企業内部情報に関する管理を強化し、インサイダー取引を防止すべきだと強調した。
「中国証券報」より 2012年7月31日