7月27日に開幕したロンドン五輪のメインスタジアムは、ロンドン市の東部に位置する。オリンピックのスムーズな運営を確保するため、ロンドン市内の各施設が全面的な準備を整えた。市中心部のセントパンクラス駅からメインスタジアム付近のストラットフォード駅を7分間で結ぶ高速列車「ジャベリン」もその一つだ。英国では2009年より、日立製の高速列車「クラス395」が運行を開始した。
日立は2004年、英鉄道戦略庁と交渉し、車両の優先交渉権を獲得した。同高速列車は、2009年より運行を開始した。同高速列車により、ロンドンから南東部のアッシュフォードまでの時間が、80分から43分に短縮された。