8月10日までに、中国の百貨店・小売業関連の上場企業の多くが中間決算報告を発表した。発表されたデータでは、これら企業の売上高の成長鈍化が目立つ。10日付中国証券報が伝えた。
百貨店・小売業関連上場企業の売上高が伸び悩んでいる背景には、マクロ経済の成長減速と上半期の物価高騰の影響により、消費需要と消費意欲が低下したことがある。また、ネット通販も伝統的な小売業に一定の影響を与えている。業界では、下半期においても、百貨店・小売業の低迷傾向が好転する可能性は非常に低いと見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月10日