中国人民銀行(中央銀行)が14日発表した最新の金融データによると、7月末の中国の外貨買い入れポジションは2兆56575億1700万元で、6月末から38.2億元減少した。中国の外貨買い入れポジションの減少は、4月に続き年内2回目となる。15日付け中国証券報が伝えた。
また、7月末の中国金融機関の財政預金残高は3兆5796億元で、同月の財政預金が4274億元増加した。財政預金が増えたことは、資金が商業銀行から吸い上げられたことを意味している。
上述の2つのデータから推計すると、7月は約4312億元の流動性減少となった。
「中国証券報」より 2012年8月15日