中国自動車工業協会は先般、7月の自動車工業生産・販売データを発表した。7月は中国自動車市場の閑散期に当たり、企業の多くは同期間を利用して設備メンテナンスを行う。データでは、7月の自動車生産・販売状況は全体的に安定化し、好転に向かう流れを維持した。鳳凰網が伝えた。
7月の乗用車販売台数は、前月比12.77%減、前年同月比10.71%増の112万200台となった。乗用車の主要車種のうち、特にSUVと乗用車のクロスオーバー車(CUV)の伸び悩みが目立つ。前年同月と比べ、多目的車(MPV)の販売がやや減少したが、その他の車種は安定成長をキープした。
1−7月、乗用車の販売台数は前年同期比7.53%増の873万5100台に達した。このうちセダンの販売台数は、5.91%増の601万6600台となった。MPVは3.62%増の28万5800台、スポーツ用多目的車は31.66%増の101万1000台となった。CUVは0.05%増の133万1700台となった。