中国と韓国が国交を樹立してからまもなく20年になる。中国銀聯はこのほど、韓国で発行された銀聯カードが累計260万枚に達したというデータを発表した。銀聯は支払いがより便利になることを目指し、韓国のBCカードやロッテカードなど複数のカード会社と提携を結んできた。今年もKB国民カードなど複数の会社が銀聯と提携を結び、銀聯カードを発行するようになっている。「新京報」が伝えた。
現在、韓国で銀聯カードが使える店は30万軒に上り、暗証番号を打ち込めば支払いを済ませられるという。またカードを支障なく使える商業エリアは20カ所に達する。
中国人観光客が海外で銀聯カード(カード番号が「62」で始まり、「銀聯」マークがあるカード)を利用すると、取引金額の1-2%にあたる両替手数料を支払う必要がなくなる。現在、中国人観光客の韓国での平均消費額は日本やシンガポールからの旅客を抜き、また今年上半期の中国人観光客の前年同期比増加率は36%に達した。中国は韓国にとって2番目の旅客の供給国となっている。
「人民網日本語版」2012年8月21日