中国人民銀行(中央銀行)は21日、2200億元のリバースレポを実施した。1日のリバースレポの規模として過去最高となった。22日付中国証券報が伝えた。
同日のリバースレポ取引の内訳は、7日物が1500億元、14日物が700億元。レポ金利は7日物が前回を5ベースポイント上回る3.40%で、14日物が3.60%と前回の水準を維持した。
アナリストは、預金準備率の再引き下げがない限り、資金面の需要を満たすため、中国人民銀行は巨額のリバースレポを実施することが余儀なくされていることを踏まえ、今後世金準備率再引き下げの可能性は依然残っていると指摘する。
「中国証券報」より 2012年8月22日