中国の海外M&A急増 通年の取引総額が記録更新へ 

中国の海外M&A急増 通年の取引総額が記録更新へ 。 中国による米国の資産・企業の買収が過去最高額に達している。英米調査会社ディール・ロジックが23日に発表したデータによると、今年すでに発表されている、中国による米国の資産・企業の買収総額は78億ドル(約6240億円)に達した…

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発信時間: 2012-08-25 10:04:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国による米国の資産・企業の買収が過去最高額に達している。英米調査会社ディール・ロジックが23日に発表したデータによると、今年すでに発表されている、中国による米国の資産・企業の買収総額は78億ドル(約6240億円)に達した。世界的に買収合併が減少する中、中国資本の海外進出が、全世界の注目を集めている。国際金融報が伝えた。

◆中国の海外買収が好調

78億ドルという数値は、1-8月としては過去最高の記録であり、2007年通年の89億ドルに迫っている。このうち最大の取引は、大連万達集団による世界第2位の映画興行 チェーン・AMCエンターテインメントの買収(計26億ドル)で、次に中国石油化工集団による石油天然ガス開発大手デボン・エナジーの石油・ガス開発事業の買収(計24億ドル)が続いた。

2012年の世界の買収合併は低迷しており、増加率が全体的に低下している。また取引件数と取引総額も減少しており、2003年ぶりの低水準に達している。中国国内の買収合併も、今年上半期は低迷に陥った。PwCの統計データによると、2012年上半期の中国における買収合併件数は、昨年同期比25%減となった。海外の投資家による、中国での戦略的な買収合併件数もまた、前年同期比42%減となった。取引額が1000万ドルを超える私募ファンドの取引件数も39%減となった。

しかしながら、中国資本は海外買収合併で好調を示している。中国の今年の海外買収合併件数は、2011年とほぼ同水準となっているが、取引総額は2011年上半期の約3倍に達している。清科研究センターのデータによると、今年上半期の中国による海外買収合併件数は60件、取引総額は計194億2000万ドル(約1兆5536億円)に達し、中国の買収合併市場の67.8%を占めた。

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