上海市の文化クリエイト産業はスタートしてからそれほど時間が経っていないが、力強い成長ぶりをみせている。上海市統計局の朱章海副局長がこのほど行われた同市政府の記者会見で述べたところによると、上海の文化クリエイト産業は昨年、発展に向けた環境がますます整い、政策的な後押しの効果が徐々に現れてきたことを背景として急速な発展を遂げ、産業規模が拡大を続け、増加率は同年の国内総生産(GDP)の増加率を大幅に上回った。国民経済に占める割合は一層大きくなり、上海の経済発展に対する貢献度はますます高まっているという。「国際金融報」が伝えた。
あるデータによると、2011年の上海文化クリエイト産業の従業員数は118万200人、総算出額は6429億1800万元(前年比16.9%増)に上った。総生産額は1923億7500万元(同13%増。比較可能な価格で計算。以下同じ)で、増加率は同市のGDP増加率を4.8%上回り、市の総生産額全体に占める割合は10.02%となって前年より0.27%上昇した。また同市の経済成長に対する貢献度は15.5%に達した。