北京で23日に開催された、商標法発布30周年を記念する座談会で発表された情報によると、中国の今年上半期の商標申請数は累積で1054万件、登録件数は717万件、登録が認められた商標数は609万件に達し、いずれも世界一となった。人民日報が伝えた。
中国の商標登録申請数は、2002年に30万件を突破し世界一となった。その後、中国の商標登録申請数は、10年連続で世界一を維持し、今年上半期に累積で1000万件を突破した。これと同時に、商標の登録件数、登録が認められた商標数も、高い増加率を維持した。
中国国家工商行政管理総局の周伯華局長は、「中国の商標登録件数は多く、すでに商標大国となっているが、世界的に有名なブランドが少なく、商標強国ではない。サービス経済、企業の発展推進における商標の効果は、さらに高めることが可能だ。商標保護をさらに強化する必要があり、海外での商標保護が大きな課題として残されている」と語った。
「人民網日本語版」2012年8月25日