中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は先般、中国の第1回金融部門評価計画作業総括座談会において、「中国の経済発展が直面している国際情勢は極めて厳しいものであり、経済成長の減速圧力は依然大きい」との見方を示した。27日付中国証券報が伝えた。
周総裁は「経済の構造調整と成長モデルの転換が進み、金利の市場化と為替相場のメカニズムの形成などの改革が徹底的に推進されるにつれ、金融市場の環境もこの影響を受けて変化すると見られる。金融業の組織構造・業務構造・商品構造は絶えず進化し、国際金融の水準と基準も不断に改正・整備されており、金融の安定維持は、新たな試練に直面している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月27日