6月発表のブロックと今回発表されたブロックとのもう一つの違いは、今回は開放されるエリアが南海エリアにとどまらず、渤海湾のブロックが1カ所、東海麗水の低地にあるブロックが3カ所含まれていることだ。この4ブロックはいずれも水深の浅い開発ブロックだ。
具体的にいえば、渤海湾で開放されるのは05/31ブロック。渤海湾西部海域キ口の低地と南堡の低地との境界に位置し、面積は270平方キロメートル、水深は約5-15メートル。東海麗水で開放されるのは32/36ブロック、41/08ブロック、33/02ブロックで、いずれも水深は80-100メートルだ。
これ以外の22ブロックは南海に位置する。東部エリアが18カ所で、うち中深層のブロックが5カ所、単一構造のブロックが5カ所、深水のブロックが3カ所、水深の浅いブロックが5カ所で、珠江口盆地に位置するものが多い。また南海西部に4つの開放ブロックがあり、いずれも瓊東南盆地と鶯瓊盆地とが接する地点にある。