だがベトナム政府はこの入札について抗議を寄せ、海外エネルギー企業が入札に参加しないよう求めた。今回の情報開示をめぐっては、周辺諸国は現時点で態度を明らかにしていない。
林主任は、「全体としていえることは、南海周辺海域はまだ敏感な時期にあるということだ。だが中国海洋石油の今回の動きは合理的なものだ。問題が起きていない、あるいは起きていても大きな問題にはなっていない渤海湾や東海のブロックも情報開示の対象になっているからだ。このことは中国海洋石油の企業としての動きをよりはっきりと示すものだ。当然のことながら、これらのブロックが準備作業を終えて本当に開発がスタートすれば、中国海洋石油の業績がよりよいものになることは確実だ」と話す。
*キ:左に「止」、右に「支」の字
「人民網日本語版」2012年8月29日