「中国中鉄」が発表した2012年度半期決算によると、同社の上半期の営業収入は前年同期比11.04%減の1983億元、営業利益は同1.81%減の34億2500万元、親会社・株主に帰属する純利益は同2.18%減の23億9000万元だった。3日付中国証券報が伝えた。
一方で、2012年1―7月の中国の鉄道固定資産投資は2257億元で、そのうちインフラ建設投資は1884億元だった。
減速傾向が続いているものの、鉄道固定資産投資の低下幅は1月の約70%から大きく縮小した。第2四半期以降、政府が重ねて鉄道建設の推進を表明したため、中国の鉄道投資は今後強化され、鉄道固定資産投資が10月にプラスに転じると予想されている。
「中国証券報」より 2012年9月3日