写真4:チャイナネットの取材に応じるJICA地球環境部の不破雅実部長(左)とJICA都市廃棄物循環利用推進プロジェクトの専門家の大石千尋氏
JICA地球環境部の不破雅実部長はチャイナネットの取材に応じ、これまで実施されたプロジェクトの中でもっとも難しかったことについて語った。不破部長は、「まず選ばれた4つのモデル都市を対象に、そこで積んだ経験を分析してから法律的な案を国務院に提出し、制度化、政策化していくことを最終的な目的としているが、その過程の中に難しいところがたくさんあり、その意義は言うまでもなく大きい。その目標を目指して全力を尽くしたい」と決意を見せ、「現時点は調査と研究の段階にあるが、これから、日本の民間企業の技術や経験、中国の大企業の資金と市場を連動させ、協力が進むことが大きく期待できる」と話した。
また、JICA都市廃棄物循環利用推進プロジェクトの専門家の大石千尋氏は、調査に基づいて、法律的な面において包装と生活の生ごみについての規制と法規の案を絞っていく方針を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月4日