香港上海銀行(HSBC)が3日に発表したデータによると、2012年8月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は7月の49.3から47.6に低下し、8月速報値の47.9をも下回り、2009年3月以来の最低水準となった。これで、HSBC中国製造業PMI確報値が10カ月連続で景況感の改善と悪化の分岐点である50を下回った。4日付中国証券報が伝えた。
8月のHSBC中国製造業PMI確報値が示したように、中国製造業の新規受注が減少し続け、新規受注指数は9カ月ぶりの低水準となった。新規受注減少の影響で、企業生産の再度のペースダウン、受注残の小幅縮小が見られ、雇用も6カ月連続で減少した。価格の面で、平均投入コストが41カ月ぶり最大の下落幅となった。
「中国証券報」より 2012年9月4日