◆平均従業員数は13人
中小企業1158万社の平均従業員数はわずか13人だ。8割弱の中小企業の経営者は20-40歳で、経営者の50%以上は専門学校卒業以上の学歴を持っている。調査によると、従業員数の少なさは、中小企業の発展の不足を反映している。中小企業は本来ならば最大の就職先であるはずだが、実際には狭き門となっており、就職問題が深刻化している。農村部の余剰労働力の移動、都市部の雇用機会(再就職も含まれる)の創出は、主に中小企業の数的な大規模発展により実現される。
珠江デルタと長江デルタの中小企業数は全体の30%、その他の地区は約40%に達しており、経済発展地区に中小企業が集約されていることが分かる。主に加工業、誘致代理、取次販売・卸売、ビジネスサービス業が中心となっており、その多くが成長の緩やかな企業だ。