権威筋によると、中国交通銀行が先頭を切った、上海証券取引所大口取引プラットフォームで取引される銀行信用貸付資産の証券化試行の準備作業がいよいよ佳境に入っていることがわかった。6日付中国証券報が伝えた。
交通銀行は関連業務について、上海証券取引所、海通証券などと共に検討している段階だ。交通銀行は予め、高速道路などの用益権を保有するインフラ建設プロジェクトの貸付資産を証券化して発行すると見られる。実際、今の銀行が真に売り出したいと考えているのは、地方政府融資プラットフォームの貸付であるが、債務不履行のリスクなどの問題があるため、手をつけるのは依然難しく、この類の資産の証券化作業は困難が多い。
「中国証券報」より 2012年9月6日