日産自動車の志賀俊之COO(最高執行責任者)は6日、四川省成都で記者団に、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題による中日関係の悪化が、中国での日系メーカーの自動車販売に影響を与えていることを明かした。共同通信が伝えた。
志賀氏は「8月の新車販売結果は各日系メーカーともに良くなかった。大々的なキャンペーン活動、特に屋外でのキャンペーンが打ちづらく、販売促進に影響した」「問題が速やかに、友好的に解決されることを望んでいる。民間企業としては、中国の消費者に好まれるブランドになるべく全力を尽くす」と述べた。
「人民網日本語版」2012年9月7日