アメリカ現地時間9月12日に開催されるイベントで、米アップル社の新型「iPhone5」が、その神秘のベールを脱ぐことが見込まれる。少し前、まだ全貌も明らかになっていない米アップル社の最新iPhoneは既に、市場で「事前予約」の一大旋風を巻き起こしていた。しかし、メーカーの予約販売は過熱しているものの、高額なiPhoneは消費者にとっては、簡単に手が出せないものであることは明らかだ。
現在、米アップル社が12日に「iPhone5」を発表するとの情報が世界を駆け巡っており、9月21日に正式に発売されると見られる。「iPhone5」の外観、性能についても様々な情報が飛び交い、発売されるのは容量が8GBの「iPhone5」(8GBのiPhone4Sである可能性も)で、より多くの消費者が手に取りやすいよう、価格を下げて販売するとも推測されている。また、米アップル社の発表会会場にはカラフルな背景ボードがセッティングされているため、「iPhone5」は白と黒以外にも何色かの色があるとも予想されている。
アップルの「iPhone」の人気にあやかるため、多くの販売業者が早くから動き出している。販売店やネット上でも事前予約の広告が目立っている。予約を受け付けているのは、主にSIMフリー版のiPhone5で、価格は6999元以上になると見られる。しかし、iPhone5の予約販売を行っている販売業者の多くが、最新のiPhoneにどのような技術革新があるのかはまだ明らかになっておらず、加えて予約販売の価格が高いため、問い合わせる人は少なく、実際に支払まで済ませる人は限られている。携帯電話売り場を訪れた消費者に取材を行ったところ、大多数の人が「最新のiPhone5に期待しているが、アップルのライバルたちが様々な新型スマートフォンを発表しており、選択肢は多い。機能や違いなどを良く比較してから、購入しても遅くない」との見方を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月12日